デジタル絵変遷を見る。

どうも、蜜ロウです。

昨日アルバムを漁っていたら昔の自分の絵が出てきて凄く懐かしさを感じたので、思い出の振り返りも兼ねて自分のデジタル絵がどのように変わっていったか見て行こうかなーと思います。アナログ絵はあまり写真が残ってなかったので今回はデジタル限定という事で。

まずこちらが、アイビスペイントで描いたデジタル絵の記念すべき一枚目です。

何故か横に細長い用紙設定で描いてますが。3年半くらい前のものです。

記念すべきとか言いましたけど本当のデジタル一発目ってこの絵じゃないんですよね。本当の記念すべきデジタル初挑戦絵も一応画像は手元にあるんですがまた送信出来ない案件でして・・。これに関してはいずれまたリメイクをやった時にでもお見せしようかなと。

上に載せた絵に関してはアイビス一発目にしてはなかなかの出来では、と思ったりもする絵です。まだ乗算やら発光のようなレイヤー機能をほぼ理解出来てなかった頃なので今見ると初心者感丸出しですが私はこれはこれで好きですね。

そしてこれは2年前のものです。

この辺りでようやく髪の透け感やら何やらを気にし始めてましたね。ちなみにこれは当時友人が企画開催していたイベントに売り出す為のポストカード用に描いたものです。なので、この時の持てる力を最大限出し切って描いていてこれで当時は大満足していたんですけど・・今見ると色々修正したい箇所ばかりですね。これもいつかリメイクしたい。

そして1年前がこちら。

また三つ編みかよって感じですが多分三つ編みが性癖なんでしょうね。

影の濃い部分に青っぽいハイライトを入れると透明度が増すというテクニックを習得し始め、早速挑戦してみたら劇的に変化を感じて感動した記憶のある思い出深い一枚です。髪のツヤ感の出し方とかも必死に調べたなぁ。あまりの出来栄えの良さに当時は「これは神絵師」と自分を称賛したくなった程です(甘い)。

んで、一番最近の創作本気絵がこれ。

また三つ編みじゃねえか。もう放っておきましょう。

背景を海にするつもりでまだ描けてないのであえて白です。この絵は本当に今の私の持てる力最大出力ですね。この半年間で習得した色んな技術をフル活用した感じ。遠近感・立体感を出すために後ろにあるものほどぼかしを強く入れるだとか、色味に合わせて線画色を変える、光源を意識して塗る・・・服のシワの描き方も上達しているなと感じました。

最近特に力を入れようと頑張っているのは、背景をしっかり描く事と全体の雰囲気に統一感を持たせる事です。例えシンプルなものでもイラストに見合った背景が加わるだけで完成度がドカンと跳ね上がるんですよね。そもそも昔は髪や肌等ひとつひとつのパーツを上手く塗る事ばかりこだわって、完成後のバランスについてあまり気にしていませんでした。こうして絵と向き合って色々と学んでみると、絵って本当に奥が深いな・・と、最近は本当に思います。

技術の向上もそうですが自分の絵柄に合う塗りを見つけ出すのも大事ですね。人それぞれ描き方も違いますから、複雑な塗りが合うもの、単色塗りが合うもの、はたまた透明度の高い塗りが合うもの・・色味の合う合わないもあると思います。考えだすと本当にキリがない。何事もチャレンジあるのみ、この一言に尽きますね。

なんか長くなっちゃいました。振り返りもたまには良いですね。今回はここまでにします。

閲覧感謝です。それではまた明日。