グリザイユ、楽しい。
どうも、蜜ロウです。
絵を描かない方には馴染みの無い言葉ですよね、グリザイユって。デジタルイラストの塗りの一種にグリザイユ画法というものがあるんです。普通の塗りはまず髪色や肌色の下塗りをして、そこから影色を入れて・・という塗り方ですが、グリザイユ画法ではまず影の方を先に入れていきます。その後に色を乗せていくわけです。個人的には普通の塗りよりも立体感が出しやすくて好きなんですよね。
どんな感じで進めていくか、実際に私の絵でお見せしようかと。
まず適当な線画を用意します。
今更ですが、グリザイユ画法と一括りに言ってもきっと人それぞれのやり方があると思うのであんまり私のは参考にはならないかもです。サラッと見てやってください。
ここに影のベースとしてまず薄いグレーを塗ってから影を付け加えて、プラスでハイライトも入れます。
こんな感じ。私の場合ですが、立体感を意識しつつ陰影をあまりはっきりとさせず厚塗りのようにすると色を乗せたときに綺麗に見えます。
ここに、オーバーレイというレイヤーを使ってパーツごとに色を入れてみると
こうなります。こうして色を後から入れていく作業をしていると、少しずつ絵が鮮やかになっていく感動みたいなものも味わえるのでそれも醍醐味の一つだと思いますね。
ここから線画色を調整したり、下地の影色を変えてみたりして雰囲気に合う色味を見つけるのも良き。
普通の塗り方と比べると比較的短時間で塗り切る事が出来るので最近よく使っています。
上手く扱えるようになればもっと映える絵が描ける・・と、思いながら上達目指して頑張ります。
閲覧感謝です。それではまた明日。