配色の冒険。

どうも、蜜ロウです。

イラストを描く上で最終的に全体の印象を決めるのは配色、そして光と影の加減だなと私は常々考えているわけなんですが、その辺の技術を上げる為にはただ｢ここは光当たってるから色を薄くして〜｣とか｢暗い部分はグレーで塗って〜｣とか、そういう単純な考え方だとなかなか上達しないんですよね。

そこで私も時々、髪のハイライトを地の色と反対色にして入れてみたり、全体的に紫ベースの色合いにしておいて光は黄色で当ててみるとかちょっとした冒険をすることがあります。

例えばこれは少し前に描いたチェンソーマンのマキマさんの落書き。

マキマさんって赤一色の髪色なんですが、私の冒険に付き合って頂いて毛先部分に青を入れてみたり、光の当たりそうな部分を黄色っぽくしてみたりしました。地の色とかけ離れた色を使うことでなんとなくアーティスティックな雰囲気になってくれるような気がしました。気がしただけかもしれないけど。

ちなみに肌の影色にも青っぽい色を使ってます。普通にグレーで塗るより深みが出るような感じ。

こういうチャレンジって下手するとイラスト全体の雰囲気をぶち壊しかねないのであんまり思い切ったことは出来ないんですが、まあ、たまに少し趣向を変えてみるのも良いよねって。そういう話でした。はい。

閲覧感謝です。それではまた明日👋